葛藤最初のデ-ト?っていうのかなぁ・・・? 顔合わせって言った方がいいのかも。 どんな女だろう。どんな男だろう。 きっとそういった気持ちで会ったんだと思う。 その時、向日葵が思ってる事を何故か素直に・・ 全部話した。過去の恋愛も含め、今、十数年付き合う彼がいることも。 向日葵の性癖も全て彼に話した。 きっとこれで嫌われたらそれでいい・・・そう思って話してた。 きっと彼が前向きな性格に・・ 今まで隠してきた心の中も全て話してたんだと思う。 それが返って・・ 彼を悩ませてしまう原因になったのかな。 二度目のデ-トの時から・・彼は向日葵を抱けなくなった。 「どうしちゃったんだろう・・・」 そう思いながら・・彼のものを大きくしようとした。 「俺はいいよ」 そう言いながら向日葵を挿入なしでイカせてくれる。 そういうのが何度も続いた。 射精しなくても充分気持ちいいから・・という彼。 男は射精しなきゃ・・良くないだろうと思う向日葵。 彼が向日葵を受け入れる為の葛藤の時間だったのかも。 恋愛に臆病になってた向日葵にもその時間が必要だったのかも。 ある時、彼のものを大きくしようと一生懸命になってた向日葵に 彼は 「もう・・いいから・・・」と顔を上げさせた。 重い気持ちのまま別れ、それでも次に会う約束をする。 明日から休み、翌日からは友人数人と恒例の旅行に行くというその日、 今年最後のデ-トをした。 言葉には出さず・・お互いの中でこに日がダメなら・・と思い、会った。 彼にも忙しい仕事から解放される安堵感があっただろう。 向日葵は・・ このまま別れることになっても・・・。 そういう覚悟みたいなものがあった。 その日、やっと私たちは一つになれた。 (良かった。これで彼が私以外の人と出逢っても大丈夫だな) そう考えてた。でも、その時間が 私たちの今があるんだと思う。 何処かで・・もう一度、この人に抱かれたい。 そう思ったんだろうな。 そして、 向日葵の心を開放してくれた時間なのかも。 年を越えた2002年1月早々に 今度会う約束をしてたから。 抱きたくても抱けない。 抱かれたくて抱いてもらえない。 そんな時間を過ごしてるのに・・何故か私たちは 旅行の予定を決めてた。 |